正木覚のここちよい日々

スケッチ教室や庭めぐりのご案内。日々思ったことを徒然と載せてゆきます。

帽子の事

まちなか久我山

 まちなか緑化事業の仕事の中で、想像しながらまちなみのイラストを描いていると困ったことがある。まちを行き交う人々はどんな格好をしているのか?記憶だけでは自分の興味のある事しか浮かんでこない。最近は喫茶店の窓際に座って人物ウオッチングをしている。そこで気づいた事は「人々は様々な帽子をかぶっている」という事。ソフトハット、ハンチング、ショウチャン帽?、玉ねぎ型……。更にはタオルを巻いている人もいる。
 スケッチを楽しみながらふと考えた。
 帽子ってなんだろうか?いつからこんな風に自由にかぶりはじめたのだろうか?王冠の様な権威のシンボルとして始まったのだろうか?昔はきっと一部の人しかかぶっていなかったのだろう。
 そう言えば私の頭も少々気になるなあ……と考えている内に人から聞いた話だが、ベルサイユ宮殿や広大な庭を思いのままに造ったルイ14世も髪の毛だけは思うようにならなかったらしい。帽子のようなカツラは実はハゲ隠しであって、自分だけかぶると目立つので家臣にもかぶらせた結果、ヨーロッパ中の貴族で流行になったそうな。ファッションとは不思議なものである。
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